Klangfilm KL42006用平面バッフル その3

KL42006用の平面バッフルの製作ですが、組立てのお手伝いをしてくれる方を探していましたが、なか
なか見つかりません。やはり、使用している木材が特殊で高価なため、何かのときの責任をとりたく
ないというのが本音のようです。

こちらは、試作感覚で色々アドバイスを頂きながら作りたいと思っているので、少しぐらいの失敗は
問題ないのですが、そこら辺を説明しても、どうも理解頂けないようです。

そんな時、友人のD氏が「友人に日曜大工で家を建てる腕前の人がいる。彼はいろんな機材も持って
いるし技術もあるから、大丈夫、大丈夫」というので、日曜日の朝早くに木材を車に載せ、D氏の友人
宅まで出かけて行きました。

友人宅までは車で一時間ほど、挨拶もそこそこに、早速、図面と木材を見てもらったのですが、これ
また、反応が帰ってこない。図面と木材を見ながら、黙り込んでしまった。

暫くして、D氏と英語で一言二言。
(どうも雲行きが怪しいD氏の話では、彼なら何でも出来る。大丈夫、大丈夫、ということだったのだが)
D氏の通訳で、「私にはこういう精巧な加工はできない。お手伝いもアドバイスもできない」
(おいおい話が違うぞ、D氏には前もって図面も木材も見せていたのに彼には説明もしてないのか?)
そして、「知人に建具屋さんがいるから今からそこへ行こう、すぐ近くだし、彼はプロから絶対に力
になってくれる」と言うことで、今度はD氏の友人の知人の建具屋さんのところへ行くことになりました。

で早速、彼の知人の建具屋さんのお宅へ伺ったのですが、ちょうど納品に出ているということで留守。
昼には帰ってくると言うことでしたので、午後一時に再度訪れる約束をして一旦帰ることにしました。

この時点で、私は半分諦めモード。本当はもう一度来る気にはなれなかったのですが、D氏の友人の
紹介とあって、あっさり断るわけにも行かず渋々再度訪れることに。

しかし、縁というのは面白いもので、この綱渡りが縁を結ぶんです。
続きは次回。