2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その33

今日は、久しぶりの雨。私のところは、待ちに待った雨で乾燥しきった畑に潤いの雨となりました。 他の地域では、雨が降り過ぎて被害が出たようですが、最近の天候は極端でいけません。 今日は、雨と言うこともあり、昨日に続き音楽を聴く時間を持つことがで…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その32

今日は、日曜日ということで昼間の農作業はお休み、セルフバイアスのラインアンプが出来上がって 3台のカスコード型ラインアンプが揃いましたので、チューニングも含めて色々な音楽をじっくり聴く ことにしました。 写真、左からBa-EC88セルフバイアス、Ba-E…

雨が降らない。

今日も、猛烈に暑い1日でした。 こちらでは、7月に入って雨が降ったのはたった1日。 今年の7月は、本当に暑い日が続きます。 これでは、畑の野菜は持ちません。 畑に貯水してあった水は、とっくに底を打ち、 毎日、川から水を汲んでは、山の中の畑まで運んで…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その31

引き続き、セルフバイアスに改造したBaカスコードですが、カスコード回路上側管ECC88の耐圧に もう少し余裕が欲しかったので、一部修正を加えました。 これで、ひとまず動作上気になる点がなくなりましたので、この状態で音出しをしてみます。 フィクスバイ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その30

セルフバイアスに改造したBaカスコード型ラインアンプですが、昨日の測定ではプレート電流 が予測値より少なく、カスコード回路上側管の耐圧がぎりぎりとなる結果となってしまいました。 今日は、確認のために他のBaでも電流値をチェックして、問題の所在を…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その29

Ba を使用したカスコード型ラインアンプ、ヒータの配線も終わってようやく改造が終わりました。 ほとんどの配線をやり直したとは言え、改造に一ヶ月もかかってしまいました。(情けない) 早速、一通りのチェックを行って、配線、各電圧に異常がないことが確…

イノシシ

イノシシ イノシシの捕獲檻を仕掛けて2ヶ月近く、 やっと、イノシシが捕まりました。 イノシシを間近に見るのは初めて、大きさは1mほどで 近づくとかなり暴れます。 猟友会の方の話では、まだ2、3歳の若いイノシシだそうです。 親の100kg級のイノシシは、こ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その28

新たな実験のため改造しておりました、Baカスコード型ラインアンプの試作品も、ほぼ改造が 終わりMT管(カスコード上側管)のヒーターの配線を残すのみとなりました。 配線をしていると、新しいアイデアや疑問などが湧いてきて、そのつど作業を止めて考え込…

GETZ / GILBERTO

GETZ / GILBERTO スタン・ゲッツの代表作「ゲッツ/ジルベルト」です。 この暑い季節にはピッタリ。 ボサノバァ特有の力が抜けて空気に溶け込むような雰囲気と どこまでも気持ちよく歌うゲッツのサックス。 ジョアン・ジルベルトのボーカルも心地よく、 楽し…

LEIPZIG L2152P 30cmフルレンジスピーカー その後

LEIPZIG L2152P 30cmフルレンジスピーカー その後 一週間ほど、このスピーカーを聞いていますが、どうも変です。 普通、何日かエージングしていると切れ味とか良さが増してくるはずなのですが、なかなか良く なってきません。 確かに素朴な音で好感は持てる…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その27

今日も、暑い一日でした。 昼間の日差しが強い時間帯は、さすがに農作業はできませんので、部品のストックをいろいろ探して みました。そうしましたらアーレンブラッドレイとSiemens 製の抵抗が出てきましたので、早速、 昨日と同じ方法でテストしてみました…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その26

7月に入って急に暑くなりました。この季節の草刈は唯でさえ大変なのですが、連日35度では たまりません。もう体力の限界で、半田ごてを握る気力も湧いてきません。 そこで、今回は入力にアッテネーターを入れた場合を想定して、抵抗のテストをしてみました。…

ナスとサツマイモ

ナスとサツマイモ 育ちが遅かったナスも、今が最盛期、今年のナスは 水分が多くて美味しい。 間もなく一度枝を落として新芽を出させます。 サツマイモは、ようやく蔓の数を増やして順調だったのですが 昨夜、イノシシに荒らされてしまいました。 まだ、芋は…

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 最終型

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 最終型 今回ご紹介するSiemens Bh は、Bh としては最終型となるものです。 おそらく1960年代にサービス・メンテナンス用に製造されたものと思いますが、 これまでに紹介したナス型のBh と比べると、かなり洗練されたフォルムに…

VEB FUNKWERK LEIPZIG L2152P 30cmフルレンジスピーカー

VEB FUNKWERK LEIPZIG L2152P 30cmフルレンジスピーカー このフルレンジスピーカーは、以前ご紹介したL3060PB、L3354PBKと同じく旧東ドイツの FUNKWERK LEIPZIGによるものです。 おそらく同社の30cmユニットでは、最も古いタイプと思います。 このL2152Pも、…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その25

本日は昨日の続きで、カスコード回路の問題点の対策について、少しまとめてみました。 直熱三極管を使用した場合の問題点 1.フィラメントから流入するハムノイズによる残留ノイズ 2.最大入力信号レベルを大きく取ることができない。 3.出力インピーダ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その24

Baを使用したカスコード型ラインアンプは、只今、新たな実験に向けて試験アンプを 改造していますので、その間に、カスコード回路の問題点とその対策、利点などにつ いて、まとめてみました。 直熱三極管を使用した場合の問題点 1.フィラメントから流入す…

何か変

里山の畑は、直ぐ近くまで森が広がっています。 毎年、6月には蝉の鳴き声がうるさいほど聴こえるのですが、 今年は、7月には入っても蝉の鳴き声が聴こえてきません。 今年は、夜に低温になる日が多いですが、7月に入っても 鳴き声が聴こえないのは、 何か変。…

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その6

引き続き、配線材のお話です。 ヴィンテージワイヤーをラインアンプの信号ラインに使用して、好感が持てた線材を幾つか ご紹介します。 信号ラインの受け側のインピーダンスは100KΩですので、このインピーダンスが変われば、 結果もまた異なることが予想され…

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その5

信号用の配線材のテスト 電源周りなどの配線は、安全性からアメリカ軍規格品のテフロンワイヤーを標準で使用しています。 普段は信号系もこのテフロンワイヤーを使用していますが、信号系を他の線材に変更したどのような 変化があるか確認してみたくなりまし…

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 戦後型

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 戦後型 今回ご紹介するSiemens Bh は、戦後間もなく作れたもの2種です。 最初の写真のBh は、コーティングの色やリボンが変わっていますので、印象が少し異なる かもしれませんが、昨日ご紹介した戦前のものとほぼ同じスタイル…