フルレンジスピーカー
前回に続き、スピーカーの話題をもう1つ。 もう一年前になりますか「Siemens 14gシリーズを再度考える」でご紹介しましたSiemens 14シリーズの初期型。大変魅力的な音でしたが残念ながら一本しかなく、できればステレオで音を確認してみたいと思っておりまし…
しばらく、DSD-DAC関連の記事が続き、流石に疲れてきましたのでデジタルはいっぷくして、久しぶりにスピーカーの話題です。 8月にご紹介しました、Woody&Allenさん制作のKSP130K用のボックス。猛暑の夏と乾燥した秋を過ごして、随分響きがよくなってきまし…
久しぶりのオーディオです。フルレンジスピーカーはKSP-130Kを紹介して以来ですから、約半年ぶりでしょうか? その半年前、ショルツのKSP-130kのオリジナル箱入りを紹介したときに、「もっとしっかりした箱に入れた、どんな音になるのだろう?」とうところ…
Schulzのフルレンジユニットを使用したスピーカーシステムを製造していたHeliについて少し調べてみましたら、Heliの歴史を紹介したWebページを見つけましたので、紹介します。ドイツ語ですが、興味のある方は見てみてください。 http://www.heliradio.de/ind…
Schulz の13cmフルレンジスピーカーKSP 130 Kを箱に入れたスピーカーシステムを一つ、ご紹介します。箱には型番などの表示がないので詳細は不明ですが、ドイツの知人の話ですと、当時の東ドイツDDRの物ということでした。また、当時、DDRのスピーカーシステ…
まだ、Siemens 14g シリーズの途中ですが、今日は、ちょっと道をそれて、東ドイツSchulzの小型フルレンジスピーカーを紹介します。Schulzといえば、あまりに有名なスタジオ用モニタースピーカー・TH315を開発製造したメーカーですが、その他にも、小型のモニ…
年末年始で、少々、日にちが空いてしまいましたが「SIEMENS 14シリーズを再度考える」の続きです。 今回は、14gの初期のタイプ。マグネットには、NT4型の大型リングマグネットを搭載し、フレームはマグネシウム合金ではなくスチール製です。一般には、14aと…
前回に続きSiemens lsp 24pです。 焦らす訳ではありませんが、音の前に、励磁電源についてもう少し。励磁型スピーカーはその電源によって音が変わることはよく知られるところですが、今回使用している電源は、特別なものではなくブリッジ整流の後にCとRのフ…
DEWの次は、励磁型のlsp 24pです。 この24pは、14gの磁気回路をマグネットから励磁コイルに変更した(元々励磁型だったものをマグネットに変更したという方が正しい?)ユニットだと一般的には思われていますが、実際に比べてみると、磁気回路以外にも異なる…
月曜から庭木の剪定を始めたのですが、日が落ち始めると一気に気温が下がって、結構寒い。それが原因かどうか分かりませんが、鼻風邪をひいてしまいました。おかげで眼もショボショボしていけません。 Siemens の14シリーズですが、前回は、製造年の話題だけ…
SIEMENSのフルレンジスピーカー14シリーズ、前回はVACのマグネットを搭載したタイプでしたが、今回は、DEWのマグネットを搭載したタイプです。 試聴する前に製造年を確認したところ、1本は判読不明、1本は1951、1本は1955となんとか読めます。1955年となると…
秋の夜長、ゆったり音楽を聴くには良い季節になりました。 ここ数日は、SIEMENS 14gで音楽を満喫しています。 という訳で、まず最初に聴いているのは、14gシリーズ中では最もポピュラーなVACのマグネットを搭載したタイプ。一般的に、このタイプのユニットが…
この14シリーズを再度考えようと思い立ったのは、まだ季節が暑くなる前、7月の初めごろだったと思います。 農作業の合間を見つけて、倉庫でごそごそユニットを探し始めました。 そして、見つかったSIEMENの14シリーズが、下の写真の5種類。 上段の左から…
ドイツの20cmフルレンジスピーカーを考えたとき、まず最初に名前が挙がるのがSiemensの6Ruf-lsp-14g(一般的には14gの愛称で呼ばれることが多いので、以後14g)だと思うのですが、この14g、その原型が登場したのは戦前のことになります。その後、幾多の改良…
今日は気温がぐんぐん上がり真夏日となりました。屋外での作業にはキツイ時期となりました。と書き出しましたが、今日は農作業ではなく、久しぶりにスピーカーの記事です。 暫くブログをお休みしていましたので、少し前の話になりますが、Bouyerのコーン紙に…
前回は、ロシア製のユニットを紹介しましたので、今回はフラン製のユニットを紹介します。 フランスのユニット言うと、SupraVoxなど一部に有名なものがありますが、その他のメーカーを私はほとんど知りません。このBouyerという会社についても、よく知りませ…
ツイーターを小型バッフルに収めることで、フルレンジスピーカーの楽しみが広がりましたので、今までとは違う系統のスピーカーを引っ張り出してきました。 ロシアklangfilmとも言われているLOMO KINAPの33cmフルレンジスピーカー25GDN5です。 LOMO KINAP に…
前回のNORA Radio フルレンジスピーカーに続き、今回も同社の別のタイプの20cmフルレンジスピーカーをご紹介します。 こちらのタイプの方が、NORA Radio に搭載されたスピーカーとしては、ポピュラーだったようですが、フィールドコイルの規格違いがいくつか…
昨日は、台風の影響でこちらでも朝から雨模様。当初の予定ではこの週末でうるち米の稲刈りが終わるはずだったのですが、稲穂が雨にぬれてしまって稲刈りはできませんので、今日はちょっと一休み。以前、撮り溜めたスピーカーの写真が幾つかありましたので、…
今日は、朝から大荒れの天候で、まるで春の嵐。農作業の手を休めて、久しぶりにオーディオの電源を入れました。 現在、平面バッフルに取り付けて聴いているのは、前回、ご紹介したTelefunkenの25cm励磁型フルレンジ、当時(1930年代)のラジオに使用されてい…
それにしても今年の冬は寒いですね。こちらも昨日今日と、一日中、小雪が舞って、最高気温も3度程度、早く暖かくなってほしいものです。 さて、フルレンジしピーカーの紹介は、久しぶりになりますが、前回、前々回と、Telefunken のアルニコ型25cmフルレンジ…
今日もめちゃくちゃ熱い一日でした。 田んぼの畔の草刈も一段落しましたので、今日は、田んぼへ水を見に行っただけで野良仕事は休みとしました。そんな訳で、少し時間が出来ましたし目の調子も良さそうなので、今日は別のフルレンジスピーカーを紹介したいと…
久々にオーディオの話題です。本当は、田植えの準備中にも、幾つか記事にしようと、GW前に幾つか写真を撮り溜めしていたのですが、結局、野良仕事に追われて、写真を整理する余裕もありませんでした。 さて、久々にご紹介するフルレンジスピーカーは、Telefe…
確定申告の申請書類は、ほぼ終わりました。身内の分も見ていましたので、ちょっと大変でしたが来週 月曜日にも税務署へ提出してきます。 さて、先週は、Siemens のフレームを使用した、HEFOの25cmフルレンジユニットをご紹介しましたが、 そうなると、本家Si…
FEHO 25cm フルレンジスピーカー(DEWマグネット) ここ暫くの間、確定申告など他事に追われていましたので、オーディオの方はお休み状態。 出来上がった25cm用平面バッフルも、ユニットをTelefunken のL6から別のものに交換して、確認する といっておきなが…
Telefunken L6 1262 25cm フルレンジスピーカー(DEWマグネット) 今回製作しました、25cmユニットテスト用平面バッフルに取り付けていますL6を、まだ紹介して いませんでしたので、こちらで改めて紹介したいと思います。 まず、Telefunken のL番を持つL6、L…
今日も、一日、寒い日でした。昼間から小雪が舞い、夜には薄っすらと雪が積もりだしました。 25cmユニット用の平面バッフルを仕上げたかったのですが、こんな寒い日は、とても外で大工仕事を する気になれません。本当に寒いのは苦手です。 そこで、25cmユニ…
FOSTEXの限定フルレンジスピーカーFE138ES-R、最新のフルレンジスピーカーはいったい、どんな物なのだろうかと、発売当初から気になっていたスピーカーですが、ひょっこり聴く機会ができました。 親戚の人が、1本だけですが製作途中のものを、聴いてみる?…
Telefunkenフィールドコイルの整備をしたときに、一本のユニットのエッジ部分がフレームから、 完全に剥がれてしまっていましたので、センターダンパー部の固定ネジを外し分解してみました。 ここまで分解することは、この先もないと思い資料にと写真を撮り…
先日、試運転で片方の平面バッフルに取り付けたTelefunken の20cmフィールドコイル型 スピーカーですが、昨日、もう片方も同じフィールドコイル型スピーカーに変更し、今日 からステレオで、本格的に聴き始めました。 ステレオで聴くと、また一段と水を得た…