KSP-130Kの箱を制作して頂きました

久しぶりのオーディオです。フルレンジスピーカーはKSP-130Kを紹介して以来ですから、約半年ぶりでしょうか?
 
その半年前、ショルツのKSP-130kのオリジナル箱入りを紹介したときに、「もっとしっかりした箱に入れた、どんな音になるのだろう?」とうところで終わっておりました。
 
で、Woody&Allenさんに、箱を制作していただきました。

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使用した木料はブナの集成材で、厚みは20mmということです。私は、気軽に制作をお願いしたのですが、出来上がった箱を見て、思わずびっくりです。何とも美しい木目に、ずしりと重い重量。本当に気軽にお願いしたつもりだったんですが、予想外に立派な箱が出来上がってきました。改めて、Woody&Allenさん、ありがとうございます。
 

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中央奥のシステムが以前制作した小型平面バッフルに130Kを載せたもの、その手前左右にある黒いのがオリジナルボックスに入ったもの、そして一番手前が今回制作してもらったものです。(箱は、オリジナルと共に密閉箱になります)
 
さて、箱を受け取ってから吸音材のチューニングを始めたのですが、これがなかなか進みませんでして。(昼間、野良仕事をしていますと、音楽を聞きだして10分もしないうちに夢の世界ですから)
 
それに、久しぶりの箱モノということで、箱モノのチューニングの感覚を思い出すのにちょっと時間を要しました。
 
それでも、スピーカーの極性を逆接にしたころから、段々と景色が見えだし、多分、現状ではベストのポイントに近いのではと思っています。


現状ではありますが、簡単にオリジナル箱と比較しますと、オリジナルは、軽く音が広がる感じで、スケールが大きく箱入りなのに箱入りには思えない自然な感じが特徴でしたが、一方、新しい箱は、引きしめるところを引き締めて、グッと踏ん張りが利く音になりました。音の広がりは減少しましたが、フォーカスが合って音楽の見通しは断然よくなりました。総じて、今のところ思惑通りの音になっていると思います。(かなり気に入っております)
 
ただ、今は箱が出来上がって日が浅い事もあり、箱としては、まだまだこれから音が変わって行く段階です。これから先、どんな変化を見せてくれるのか、じっくり楽しみたいと思います。


余談ですが、僅かですがKSP-130Kがまだありましたので、Woody&Allenさんに預けました。もし、興味のある方が見えましたら、Woody&Allenさんにお尋ねください。