2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 初期型

ドイツのPOST Tube Siemens Bh 初期型 Bh は、すでにご紹介しましたBa の改良型として開発された真空管とされていますが、 このBh が出てからも Ba は戦後まで製造が続けられますので、改良というよりも別の用途 のために開発されたと考えるのが妥当と思われ…

フォノイコライザーアンプの設計と製作 その1

フォノイコライザーアンプの設計と製作 私は、普段、CDを聴いていますが、ソフトの数はLPの方が多いので、できれば LPを聴きたいと思っています。 ただ、問題なのはLPを最良に再生しようとすると、これがなかなか大変なのです。 プレーヤーやアームのセッテ…

里山の四季

里山の四季 小さかった稲も、この一ヶ月でずいぶんと大きくなりました。 今年は、5月に低温の日が続きましたが、雨も多かったので、 概ね順調です。 田んぼの周りでは、暗くなると蛍も飛び始めました。 私のデジカメでは、蛍の光は小さくて写らないのが残念…

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その4

出力コンデンサーのテスト ECC189を利用したカスコード型ラインアンプは、引き続き微調整を続けていますが、 少し気になるコンデンサーがありますので、出力コンデンサーに使用した場合の音質を 確認したいと思います。 気になるコンデンサーとは、以前、Wig…

獣害 その後

獣害 その後 野生動物による野菜の被害もだんだんとエスカレートしてきました。 写真は、食い荒らされたトマトと、傷つけられたナスです。 この外にも、かぼちゃも齧られました。 ハクビシン捕獲用の檻には、警戒して近づかないようですし、 次の手立てを考…

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その3

さて、ボリュームの問題は後回しにして、とりあえず中古のアルプスデテントボリュームが見つかり ましたので、接点をクリーニングして、まずは音が出せる状態にしました。 それでは、MT管ECC189を使用したカスコード型ラインアンプの最初の音出しです。 最初…

LORENZ LP312 30cmフルレンジスピーカー

LORENZ LP312 30cmフルレンジスピーカー このLORENZ LP312の本来の姿?はWigoと同じようにツイーターを取り付けたコアキシャルスピーカーで、 ドイツのコアキシャルスピーカーとして、Wigo と双璧をなすユニットです。 Wigoが主に業務用であったのに対して、…

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その2

写真は、カスコード専用管のTFK ECC8100、Valvo PCC84、ECC84、Mazda ECC189、TFK PCC189 です。 さて、使用する真空管をカスコード専用管のPCC189、ECC189にするため、各部を変更します。 幸いE80CCとECC189とではピン配置も大きく変わりませんし、計算しま…

獣害

ようやく収穫ができるまで大きくなったトマトとナスですが 夜な夜な客人が訪れ、食べてゆきます。 どうやら客人は、キジのようです。 トマトに、くちばしの跡がくっきり。 さて、どうしたものか。

第二章 フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その1

今まで、直熱三極管Baを使用したカスコード型ラインアンプの設計と製作をお伝えしてきましたが、 Baを使用したラインアンプは、予測していた以上の音質が得られ満足しているのですが、直熱管を 利用していることから、最終的に回路が複雑になってしまいまし…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その23

Ba-EC88によるカスコード型ラインアンプですが、現状でも音質的には全く問題がないのですが、 いろいろ気になる点やさらに発展できる可能性がありますので、実験を続けて行きます。 現時点で完成しているラインアンプは、今までの成果の節目として、また比較…

VEB FUNKWERK LEIPZIG L3354PBK 30cmフルレンジスピーカー

VEB FUNKWERK LEIPZIG L3354PBK 30cmフルレンジスピーカー このフルレンジスピーカーは、以前ご紹介したL3060PBの前身となる30cmフルレンジスピーカーで、 同じく旧東ドイツFUNKWERK LEIPZIGによるものです。 このL3354PBKも、Zeiss Jenaの16mmプロジェクタ…

ライブハウスへ行ってきました。

土曜日は、久しぶりに音楽を聴きにライブハウスへ。 小さな小さなライブハウスですが、知人のディーブがライブをするというので、 みんなで押しかけました。 ギター一本でのライブでしたが、ブルースからカントリーぽいものまで、アメリカの よき時代の曲を…

カラヤン指揮 ブラームス交響曲 第1番

カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト:交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68 ブラームス 交響曲 第1番は、私の好きな曲の一つですが、先月、CDショップに 立ち寄りましたら、グラモフォンから1988…

里山の新たな客人

里山の新たな客人 別の客人として、イノシシが来ているようなのですが、 今日、畑へ行ってびっくり。 やっと、小さな実をつけたナスとトマトが何者かによってかじってあります。 甘党のハクビシンがナスを味見するとは思えませんし。 ??? 新たな各人は、…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その22

さて、引き続き音質チューニングですが、 今日は、カスコード回路の分割抵抗の比率を変更するところからお伝えします。 この分割抵抗の比率を変化させますと、カスコード回路の各真空管にかかる電圧が変わってきますので その変化は音へも表れてきます。 長…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その21

ドイツのPOST Tube Ba を使用したカスコード型ラインアンプも、ようやく音質をチューニングできる ところまでたどり着きました。 音質に影響を与える部分は、以前書きました部品レイアウト、シャーシー構造、グランド設計を含め山ほど ありますが、この時点…

里山の動物達 その後

先日、イチゴを何者かが荒らしてしまうお話をしましたが、 その後、野鳥よけネットなどを張ったのですが、ネットも破られて しまいました。 仕方ないので、猟友会の方に連絡をして捕獲をしてもらうことにしました。 写真は、捕獲した動物です。猟友会の方の…

Wigo 30cm coaxial スピーカー その後

Wigo 30cm coaxial スピーカー その後 このWigo coaxial スピーカーは、2個のツイーターがシリーズに接続されています。 その時のDCRは10.5Ω インピーダンスは16Ωまたは15Ωといったところでしょうか。 オリジナルの状態では、EROの4uF MPコンデンサー1個でフ…

WE300B シングルアンプ(モノラル仕様)

WE300B シングルアンプ 真空管アンプとしては定番のWE300Bを出力管に使用した、モノラル仕様のシングルアンプです。 欧州管に親しみを感じている私としては、このWE300Bという真空管に特別な感情を持っていなかった のですが、親友達が「真空管アンプを作る…

収穫

じゃがいもとタマネギが収穫の時期をむかえました。 じゃがいもとタマネギは、動物に荒らされることもなく、今年も無事に 育ってくれました。 じゃがいもは、一度に全て収穫してしまうと保存が大変なので、毎回、食べる 分だけ収穫します。 採りたてのじゃが…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その20

今日は、フィクスバイアスに変更した結果をお伝えします。 早速、結果ですが、残留ノイズは当初の目論見どおり綺麗になくなり、フルボリュームでもリスニング ポイントでは残留ノイズは確認できません。 むしろ、パワーアンプ出力管のハムノイズの方が目立つ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その19

写真は、改造中のBa-EC88カスコード型ラインアンプ。 Ba-EC88カスコード型ラインアンプですが、お伝えした以外にも色々なテストを行っていますので、 だいぶ継ぎ接ぎだらけになってきました。ブログでお伝えしているのはまだ2週間程ですが、実際には 半年ほ…