2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日も引き続き、カップリングコンデンサーの検討です。 今日は、日本のフィルコンデンサーが幾つか見つかりましたので何時も使用しているSizukiのフィルム コンデンサーを含めて試してみました。 まず最初は、いつも標準として使用しているSizukiのフィルム…
Telefunken RE604 初期型 最終形態 今日、ご紹介するのはTelefunken RE604 の初期型の最終形態にあたるタイプです。 製造は、1930年代の後期頃までと思われます。この最終形態までが最大プレート電圧200Vの規格となります。 このタイプの特徴ですが、グロー…
今日は、もち米の刈り取りです。 もち米は、ほとんどがお正月のお餅用。 そのため、今は僅かしか作っていません。 収穫量が少ないので、今の大型の機械では乾燥などが出来ないため 昔ながらの天日干しで乾燥させます。 作業は、大変ですがこれを見ると秋が来…
今日も引き続きカップリングコンデンサーの検討です。 まず今日最初は、アメリカSPRAGUEの HYRELオイルコンデンサーです。 容量は0.22uF/300Vです。 アメリカ製のオイルコンデンサーを聴くのは久しぶりですので、楽しみだったのですが、出てくる音は 古いラ…
Telefunken RE604 初期型1930年製 前回に続き、ドイツを代表する民生用出力管Telefunken RE604です。 前回は1920年代のRE604をご紹介しましたが、今回は1930年に製造されたものをご紹介します。 ヨーロッパの真空管は、年を負う毎に少しずつ改良が加えられて…
しばらく稲刈りに追われて、出力バッファー付きラインアンプの検討が出来ませんでしたが、 稲刈りも一段落しましたので、検討を再開したいと思います。 最初は軽いところで、カスコード回路と出力バッファーを繋ぐカップリングコンデンサーの検討から はじめ…
Telefunken RE604 最初期型 戦前から戦後にかけてドイツを代表する民生用出力管RE604です。 RE604は、一部、Klangfilmのシネマ用パワーアンプにも採用されていましたので、当時、かなり信頼性 の高い真空管であったことが伺えます。 RE604はバリューム昇華型…
今日は、台風の影響もあって朝から雨模様、稲刈りも一段落つきましたので、 丸尾再音研究所のフルレンジスピーカーについて少し調べてみました。 古い無線と実験誌を1983年頃から探してみると、7月号に同社の広告が載っていました。 「日本人と和紙」という…
明後日には、台風13号がこの地方に接近するということなので、 雨の間を縫って、なんとか、うるち米の稲刈りを終わらせました。 途中から半ば強引に稲刈りを進めましたので、その分、後半は収穫量が落ちてしまいました。 出足が良かったので期待したのですが…
丸尾再音研究所 US-6080FK 25cm渋紙フルレンジスピーカー 先日、昔々購入した部品を探しに押入れを探索していましたら、日本製の珍しいフルレンジユニットが 4本出てきました。 出てきたユニットは、丸尾再音研究所 US-6080FK という25cmフルレンジスピーカ…
天気予報によると、来週から天候が崩れるというので、 只今、急ピッチで稲刈りをしています。 まだ、穂が青いところもありますが、雨で稲が倒れてしまっては、 おしまいです。 それに、今の品種はコンバインでの収穫に合わせて、青刈りのほうが 味が良いとか…
予定より数日早いですが、今日から稲刈りです。 このところの晴天で、米の実り具合が一気に進みました。 それでも、山間にある田んぼは、まだ穂が青いので全てを収穫できるのは まだまだ先です。 でも、今日はとてもしんどかった~。 9月というのに、気温は3…
久しぶりになりましたが、フォノイコライザーアンプの設計と製作の続きです。 LCRフォノイコライザーの回路構成ですが、基本的には最もシンプルな、入力段―LCRイコライザー素子― 出力段の増幅二段+イコライザーの構成をとります。 そして、まず入力段ですが…
この三週間ほどで、稲穂が黄金色に色づきました。 今年の米作りは色々ありましたが、あっという間に過ぎてしまいました。 一番大変だったのは、今年初めてイノシシよけの電気柵を設置したこと、 電気柵のワイヤーに草が触れないように、猛暑の中草刈ばかりす…
Klangfilm KL42006 励磁型30cmフルレンジスピーカー Klangfilmは、戦前からドイツの劇場用機材を手掛けているメーカーですが、当時は国営的な要素が 強かった企業で、製品の開発はSiemensやTelefunkenが大きく関わっていました。 Klangfilmの真空管は、全て…
今回ご紹介するのは、Siemens Cd です。 このCd という真空管は、製造数が少なかったようで、現在ではほとんど見かけることがありません。 Ca と同じCシリーズながら規格自体はかなり異なっていますので、まったく別物と言えるかもしれません。 製造は、元箱…
引き続き出力バッファー段の検討ですが、こちらも、そろそろ大詰めです。 バッファー回路の最大入力電圧について検討してみましたが、数ボルトのアップはできますが、 大幅な入力電圧の増加は難しいようです。電源電圧、プレート電流を増やせば幾らか増やせ…
引き続き出力バッファー段の検討です。 先日お話しましたように、ボリュームが最後尾に移ったことにより、カスコード回路で増幅された 大振幅の信号が直接バッファー回路に入ってしまいますので、バッファー回路の最大入力電圧を 再度確認しておく必要がでて…