フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その46
今日も引き続きカップリングコンデンサーの検討です。
まず今日最初は、アメリカSPRAGUEの HYRELオイルコンデンサーです。
容量は0.22uF/300Vです。
アメリカ製のオイルコンデンサーを聴くのは久しぶりですので、楽しみだったのですが、出てくる音は
古いラジオを思わせる音です。典型的なかまぼこ型で甘いく、まさに真空管アンプという感じです。
私はヴィンテージ品を愛用していますが、ヴィンテージな音が好きで使用しているわけではありません
ので、こういう音はパスです。
昔からオイルコンデンサーはエージングが必要といわれていますので、1日エージングに費やしたのです
が基本的な部分は変わりませんでした。
次は、同じくアメリカTRWのGood-Allです。こちらは、確かフィルムコンデンサーだったと思います。
容量は0.033uF/600Vです。
なかなかバランスの良い音です。標準にしていますSizukiのフィルムコンデンサーによく似た音ですが、
長く聴いていると、どうも面白くありません。 淡々と音楽が進むだけで音楽が楽しくありません。
これなら高価なヴィンテージ品をわざわざ使用することもないので、私はパスです。
次も、同じくアメリカのWest-Cap オイルコンデンサーです。
容量は、0.47uF/400Vです。
このコンデンサーは、昔(学生の頃)、好んで使っていたものですが、聴くのはそれ以来です。
その音は、今日ご紹介したコンデンサーの中では、断然トップです。音の立ち上がりも早く、音楽を楽
しませてくれます。
ただ、独特の甘さがありますので、音の表現も甘くなり解像度が落ちる部分もあります。
その甘さを良し、と考えるなら、良いコンデンサーです。私としては、補欠要員です。
今日は、ここまでで時間切れです。続きは、また後日お知らせします。
まず今日最初は、アメリカSPRAGUEの HYRELオイルコンデンサーです。
容量は0.22uF/300Vです。
アメリカ製のオイルコンデンサーを聴くのは久しぶりですので、楽しみだったのですが、出てくる音は
古いラジオを思わせる音です。典型的なかまぼこ型で甘いく、まさに真空管アンプという感じです。
私はヴィンテージ品を愛用していますが、ヴィンテージな音が好きで使用しているわけではありません
ので、こういう音はパスです。
昔からオイルコンデンサーはエージングが必要といわれていますので、1日エージングに費やしたのです
が基本的な部分は変わりませんでした。
次は、同じくアメリカTRWのGood-Allです。こちらは、確かフィルムコンデンサーだったと思います。
容量は0.033uF/600Vです。
なかなかバランスの良い音です。標準にしていますSizukiのフィルムコンデンサーによく似た音ですが、
長く聴いていると、どうも面白くありません。 淡々と音楽が進むだけで音楽が楽しくありません。
これなら高価なヴィンテージ品をわざわざ使用することもないので、私はパスです。
次も、同じくアメリカのWest-Cap オイルコンデンサーです。
容量は、0.47uF/400Vです。
このコンデンサーは、昔(学生の頃)、好んで使っていたものですが、聴くのはそれ以来です。
その音は、今日ご紹介したコンデンサーの中では、断然トップです。音の立ち上がりも早く、音楽を楽
しませてくれます。
ただ、独特の甘さがありますので、音の表現も甘くなり解像度が落ちる部分もあります。
その甘さを良し、と考えるなら、良いコンデンサーです。私としては、補欠要員です。
今日は、ここまでで時間切れです。続きは、また後日お知らせします。