2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

里山の動物達

私の畑は山の中にあります。 山の中ですから色々な動物がいます。 キジ、カモ、狸、イノシシなどなど この季節は、ウグイスがいつも囀っていて、ここでは音楽も不要です。 でも、最近の動物達は、どうも変です。 先日も路地物のイチゴが食べ頃になったと思っ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その18

上図は、「無線と実験」1988年8月号の政田晴彦氏の記事より抜粋 今日も残留ノイズ対策についてお伝えしようと思ったのですが、その前に、もう一つの問題点であった 最大入力電圧の問題の検討についてお伝えすることにしました。 なぜなら、残留ノイズを無く…

Wigo 30cm coaxialスピーカー

Wigo 30cm coaxialスピーカー このWigo コアキシャルスピーカーは30cmフルレンジスピーカーに2個のツイーターを角度を持たせて 取り付けたユニットで、ドイツBauer社が映写機用のモニタースピーカーに採用していた完全な業務用 のユニットです。 軽く張りの…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その17

写真は、Siemens Basを装着したBa-EC88カスケード型ラインアンプ。 Ba-EC88カスケード型ラインアンプの残留ノイズ対策 残留ノイズですが、試作品でいろいろと検討しましたので、大体の流入経路は把握しています。 ですが、試作品より数値が大きくなっている…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その16

やっと出来上がった、Ba-EC88によるカスケード型ラインアンプ。 早速、電源を投入して各部の電圧を確認して行きます。 まずは、動作に問題のないことが確認できましたので、第一段階をクリアー。 次に、前回の試作品Ba-Baカスケード型ラインアンプで問題にな…

VEB FUNKWERK LEIPZIG L3060PB 30cmフルレンジスピーカー

VEB FUNKWERK LEIPZIG L3060PB 30cmフルレンジスピーカー このフルレンジスピーカーは、前回ご紹介したL2459PTと同じく旧東ドイツFUNKWERK LEIPZIGによる 30cmcユニットです。 L3060PBには、新旧の二種類ありますが、写真のユニットは旧型で大型の アルニコ…

田んぼの住人

ようやく田植えも終わり、里山の季節を楽しめる余裕ができました。 写真は、田植えが終わった田んぼの住人、タニシとオタマジャクシです。 安全なお米を作りたいので、農薬は少な目。 きっと、住人にも良い環境?

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 初期型その2

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 初期型その2 このBaは、一般にSiemens Baの初期型といわれているもので、赤いラベルが美しい真空管です。 ガラスステム内の各引き出し線が、白金からジメット線に変わっていますので、1930年代に入ってから の製造となります。…

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 初期型その1

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 初期型その1 このBaは、昨日ご紹介した最初期型の改良型となります。ガラスの電解化を防ぐ物質が見つかり、 塗布された最初のBaです。 改良型といっても、ガラスステム内の各引き出し線には、まだ白金が使用されていますので19…

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 最初期型

ドイツのPOST Tube Siemens Ba 最初期型 このBaは、私のコレクションしているSiemens 製の中で最も古いもので、おそらく同社のBa としては最初期型と思われるものです。 ガラスステム内の各引き出し線が白金であることから、1920年代前半の製造と思われます…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その15

写真はラインアンプを前から見たところ。フロントパネルは12mmのアルミ板でサンドブラスト処理後 にアルマイト仕上げ、リアパネルとサイドパネルは一体構造で1.2mmステンレス板の鏡面仕上げです。 前回は、部品のレイアウトについて少しお話しましたが、シャ…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その14

写真は、製作途中のBa-EC88によるカスコード型ラインアンプです。 今回のラインアンプから、トランスケース、シャーシーも含め全て図面から起こしました。 特にシャーシーは理想を追い求めると、どうしてもオリジナルになってしまいます。 シャーシーを設計…

田植えのシーズン

里山も緑が濃くなり、今年も田植えのシーズンがやってきました。 小さかった苗も立派に大きくなり、私も今日から田植えです。 この一ヶ月ほどは雨が降らない限り田んぼへ出かけて、田植えの準備に追われる毎日でした。 最近は機械も優秀ですし手を抜こうと思…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その13

写真は、Siemens EC88 Valvo E88CとTelefunken EC8010です。 今回からは、前回、提案した2種類のカスコード型ラインアンプのうち、カスコード回路の上側管を 傍熱管に変更したものをお伝えしてゆきます。 カスコード回路の上側管を傍熱管に変更する目的は、…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その12

前回まで、ドイツPOST Tube を使用した直熱管カスコード型ラインアンプの試作品の検討を お伝えしてきました。カスコード型ラインアンプは、まだクリアーしなければならない課題は あるものの音的には非常に魅力的なものを持っていることが確認できました。 …

ドイツのPOST Tube Siemens/SIF Ba

Siemens の初期の頃のBaです。 ゲッターのため見え難いですが、ガラスピラーでニッケルプレートなどを支える構造で とても美しい真空管です。 実はこのBa、Siemensの軍箱に入っていますが、製造はフランスのSIF社によるものです。 ドイツのSiemens社とフラン…

FUNKWERK LEIPZIG L2459PT フルレンジスピーカー

VEB FUNKWERK LEIPZIG L2459PT このフルレンジスピーカーは旧東ドイツで製造されたもので、一般的には一括りに RFTと呼ばれているユニットですが、 FUNKWERK LEIPZIGは主に放送機器の製品を 製造してた優れたメーカーです。 このL2459PTの口径は25cmで、主に…

蕨(わらび)

代表的な里山の山菜、蕨(わらび)です。 休耕している畑に3年ほど前から自生し始めたのですが、どうやら 最近では、遠方から山菜採りに来る人がいるらしく、大きくなるのを 待っていると、いつの間にかなくなっています。 里山で蕨は珍しいものではないので…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その11

今日は、カスコード型ラインアンプの音についてお伝えします。 まだ色々と問題もありますが、ようやくドイツPOST Tube を利用したカスコード型ラインアンプも 形になってきましたので、聴感上の残留ノイズの確認も含め、音についても確認をしたいと思います…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その10

残留ノイズの検討もそろそろ終盤に入ってきました。 前回、ハムノイズの流入を防ぐ対策として、以下の2点を挙げたわけですが、 1.下側管にバイパスコンデンサーを入れて交流的にフィラメントを接地する。 2.電源トランスの低電圧電源用の巻線に発生するハム…

フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その9

今日も、残留ノイズの検討についてお伝えします。 回路図を見ていて気が付いたのですが、フィラメントにハムノイズが流入する場所が もう一つあったのです。 それは、低電圧電源用のトランス巻線がグランドに対して浮いているために、トランス巻線に 生じた…

米作り

今年も田植えの時期になりました。 本格的な米作りは、今年で3回目。 昔から、忙しい農繁期には手伝っていましたが 苗作りから刈り取りまで全て行う米作りは、まだまだ新米です。 写真は、芽を出し始めた米の苗