Telefunken 25cm フルレンジスピーカー(励磁型 その2)

今日は、朝から大荒れの天候で、まるで春の嵐。農作業の手を休めて、久しぶりにオーディオの電源を入れました。
 
現在、平面バッフルに取り付けて聴いているのは、前回、ご紹介したTelefunken25cm励磁型フルレンジ、当時(1930年代)のラジオに使用されていたユニットです。このユニットは、前回の記事の写真を見ていただければ分かると思いますが、有名なKlangfilm30cmフルレンジスピーカーKL42006を一回り小さくしたような形状で、その音色も、共通点が多く好感が持てるものです。
 
前回も触れましたが、このユニットには、フレーム、コーン紙は共通でもフィールドコイルの規格が異なるものが幾つか存在します。フィールドコイルの規格の違いが、音の違いに現れるかどうかは、まだ、確認していませんが、ここで、紹介しておきます。
 
 イメージ 1
120V/65mA。このユニットの代表的な規格の、フィールドコイル。
 
イメージ 2
100V/67mA。稀に見ることが出来る少数派
 
イメージ 3
100V/70mA。こちらも、稀な存在? 
 
手元にあるのは、この3種類ですが、この他にも異なった規格のものがあるかもしれません。何分、80年も前に活躍したスピーカー達ですから、全てを把握するのは当然無理ですが、興味深いところでもあります。