Telefunken 25cm フルレンジスピーカー(アルニコマグネット、ギャザーサスペンション)
今日もめちゃくちゃ熱い一日でした。
田んぼの畔の草刈も一段落しましたので、今日は、田んぼへ水を見に行っただけで野良仕事は休みとしました。そんな訳で、少し時間が出来ましたし目の調子も良さそうなので、今日は別のフルレンジスピーカーを紹介したいと思います。
ご紹介するフルレンジスピーカーは、前回と同じくTelefunken の25cmフルレンジスピーカーですが、こちらは、前回ご紹介した25cmより、もう少し後に製造されたタイプになります。ちょうどL6との中間期に当たるユニットになると思います。
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前回のユニットとの相違点は、サスペンションとボイスコイルのインピーダンスで、フレームとコーン紙は、同じものが採用されています。
まず、サスペンションですが、L6やL8に見られるギャザー型のサスペンションに変更されています。前回のユニットが紙製の蝶型サスペンションでしたので、当時の最新技術が投入されたかたちになります。
ボイスコイルのインピーダンスは、前回のユニットが15Ωだったのに対して5Ωへと変更され、これまたL6、L8に続くTelefunken の5Ω仕様が、既にこの時点で始っています。Telefunken が、何故5Ωを採用するようになったのか理由は分かりませんが、Siemens が15Ω、Telefunken が5Ωという住み分けは、結構早い時期から始ったようです。
また、マグネットは、前回のOerstitのものとほぼ同じサイズのものが使用されていますが、何処にも製造メーカーを示す印がありませんので、残念ながらマグネットメーカーは不明です。もしかしたら、同じくOerstitのものかもしれませんが、マグネットメーカの代わりにTelefunken のマークが印刷されています。
前回のユニットと今回のユニット、外見はほとんど変わりませんが、仕様は大きく変更されています。多分この違いは音にも現れてくると思いますので、大変興味深いところです。