Klangfilm KL42006用平面バッフル その12

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自家製の30cmフィールドコイルユニットを使って、フィールドコイル用電源のテストをしていましたが
当初の回路に変更が出てきました。

写真の左側が仮設電源、右側が今回の試作電源です。

始めは、整流管を使用する予定でテストを始めたのですが、どうも整流管は思わしくないようです。
テストをしたのは、電流容量の大きい5U4G、5R4GYですが、どうも音の歯切れが悪く低域も伸びてくれま
せん。仮設のダイオードを使用した電源に完全に負けてしまいます。

内部抵抗の大きな整流管は、フィールドコイル用電源には向いていないかもしれません。または、色々工
夫をしなければ良い結果が出ないということです。 

KL24006用の電源は、電圧200V、電流100mA 程度を供給する能力が必要ですので電源としては、そこそこ
の力が必要です。

一端、整流管からデイオードに整流素子を変更してテストをしましたところ、音の切れ、低域の伸び共に
かなり改善されます。


この状態で、KL42006に接続して確認してみました。
悪くはないですが、まだ、音の明瞭度と伸びにおいて、仮設電源に負けます。
仮設電源は、余りものの部品をかき集めて作ったものなのですが、これに及ばないようでは、駄目ですね。
根本的に、見直しが必要のようです。