TELEFUNKEN AD1 初期型

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TELEFUNKEN AD1 初期型

AD1の中では、最も有名というか特異なTelefunken のAD1です。
このAD1の特徴は、他社のAD1と違いRE604同様バリューム昇華型の真空管であることと、その漆黒の図太い
ガラスグローブにあります。昔は(1980年代頃)AD1太管といわれ、なかなか見ることの出来なかった
真空管でした。

私もこの独特の形状にひかれ長い間憧れの真空管でしたが、ネットが世界を繋いでくれたことで、やっと縁が
できました。ただ、このAD1は70年以上前に製造されたものがほとんどで、状態の良いものはあまり残って
いないようです。規格表の80%程度のエミッションが残っていれば良品といえます。

私としては、眺めているだけで十分です。
でも、いつか音を聴いてみたいとも思っています。


写真のAD1は、Telefunken のものとしては、比較的初期のもので、Telefunkenのロゴがまだ管壁にプリント
されています。また、プレートに付けられたフィンが縦向きに付けられているのも初期の特徴です。

規格は、他社のAD1と同様です。