Klangfilm KL42006用平面バッフル

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Klangfilm KL42006用平面バッフル

以前ご紹介した、Klangfilm のフィールドコイル型フルレンジスピーカーKL42006ですが、現在、テスト
用に27mm厚の米松合板で製作した平面バッフルにマウントして使用しています。

米松合板は、昔から音質的にも定評がありますが、他の木材で平面バッフルを製作したらどんな音になるか
興味の湧くところです。また、米松の木目は綺麗なのですが、もう少し高級感が欲しいところです。

そこで、木材についてネットで調べていましたら、幾つか興味深い木材がありました。カリン材、パドーク
ハードメイプル、ブビンガ、樺桜、どれも使用してみたい材料ですが、600mmx900mm程度の大きな板材は
なかなかありません。そこで、この中で比較的大きく取れる無垢の木材を選び継手をして大きな板材とする
ことにしました。

今回使用したのは、赤色が鮮やかなアフリカパドーク、木材を叩くとカンカンと硬質な澄んだ音がします。
楽器のマリンバに使用されていることで有名ですが、昔、この木材を使ってYAMAHAが木製ホーンを作った
こともありました。

この赤いアフリカパドークに白い真桜を挟んで、デザイン的にも面白い板材を作ってもらいました。
長さは、約1900mm、幅595mm、厚みは27mmです。米松合板の倍位の重さがあり一人で持つのがやっとです。
この板材を半分にカットして、左右二枚の平面バッフルとします。

この板材にユニット用の穴を開けるわけですが、このパドークはとても堅い木材で素人の日曜大工では
太刀打ちできそうにありません。

ここはやはり専門家、知り合いの家具屋さんに相談してみることにします。