平面バッフルについて その2

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平面バッフルについての検討ですが、昨日までは、片チャンネルずつを使用してモノラルで確認していま
したが、ステレオ時の響や音像を確認するために、ステレオ化して確認することにしました。

まずは、平面バッフルを横に倒した横長仕様です。
この状態、モノラルでは低域が安定して充実する反面、音が重くなる傾向でした。ステレオ化した場合
は、バッフル面が中央に広く面積を占めますので、中央に音像が浮かぶかたちになると予想していたの
ですが、期待は全く裏切られました。

結果からいえば全く駄目で、ハイスピードで高解像度を誇っていたL3060PBの片鱗が全く見えません。
低域は確かに安定して充実していますが、音が鈍く抜けが悪いものになってしまいました。
音像もどうも曖昧です。

床との設置面が広くなった影響も考えられますので、床から5cmほどバッフルを浮かしてみましたが、確
かに浮かせることで解像度は幾分良くなりましたが、ハイスピード、高解像度は取り戻せませんでした。

ユニットの特性で結果は変わってきますが、このようなバッフルの使い方は、L3060PBのような30cmクラ
スのユニットには向いていないようです。口径の小さいユニットで、低域を補完したい場合には有効かも
しれません。