Tungsram P4100 (ハンガリー)
Tungsram P4100 (ハンガリー)
昨日、Tungsram のP460を紹介しましたので、今日はその続きで、同じくTungsramのP4100を
ご紹介します。
P4100は、P460のプレート耐圧を400Vまで掛けられるようにした真空管で、主に送信管として
使用されたようです。
プレートなどの構造を見ると、明らかにP460より強化され、プレートの左右にコ字型の金具を
使ってプレートをしっかり固定しています。また、フィラメントのつり金具なども蜘蛛の足の
ように複雑ですが、しっかりした構造になっています。
ただ、管頂部にあるプリントにはバリュームチューブとありますので、P460と同様バリューム
昇華型の真空管になります。
ソケットは、4Vフィラメントにも拘らず、UX4ピンが採用されています。これは、オーストラリア
などUX圏へ輸出する為に、UX4ピンとなっていると思われます。手元にはありませんが、P4100
のB4ベースも存在しています。
このP4100については、なかなか資料が見つからないのですが、PhilipsのE408Nと同等管である
と記載されていますので、E408Nの規格を記載しておきます。
--- P4100(E408N)の規格 ---
Ef = 4V
If = 1A
Ep = 400Vmax
Wp = 12Wmax
Eg = -36V
Ip = 30mA
昨日、Tungsram のP460を紹介しましたので、今日はその続きで、同じくTungsramのP4100を
ご紹介します。
P4100は、P460のプレート耐圧を400Vまで掛けられるようにした真空管で、主に送信管として
使用されたようです。
プレートなどの構造を見ると、明らかにP460より強化され、プレートの左右にコ字型の金具を
使ってプレートをしっかり固定しています。また、フィラメントのつり金具なども蜘蛛の足の
ように複雑ですが、しっかりした構造になっています。
ただ、管頂部にあるプリントにはバリュームチューブとありますので、P460と同様バリューム
昇華型の真空管になります。
ソケットは、4Vフィラメントにも拘らず、UX4ピンが採用されています。これは、オーストラリア
などUX圏へ輸出する為に、UX4ピンとなっていると思われます。手元にはありませんが、P4100
のB4ベースも存在しています。
このP4100については、なかなか資料が見つからないのですが、PhilipsのE408Nと同等管である
と記載されていますので、E408Nの規格を記載しておきます。
--- P4100(E408N)の規格 ---
Ef = 4V
If = 1A
Ep = 400Vmax
Wp = 12Wmax
Eg = -36V
Ip = 30mA