I/Vアンプの仮想一点GND化をテスト。
以前に少し触れましたが、このハイブリッドI/V変換アンプは、モノ構成になっていますので、一つの電源から電源を供給するとGNDループが出来ます。GNDループが出来た状態でも音は優秀なので特に問題にならないのですが、長年アナログをやってきた者としては、もしGNDループがなくなったらどうなるのか?少々気になりますので、まず簡単に仮想一点GNDとしてみました。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/musicinforest/20010101/20010101020210.jpg)
綺麗ではありませんが、仮想一点GND、こんな感じです。これで、GNDループはかなり小さくなります。
元々ベタGNDで設計したものを一点GNDにすると、動作が不安定になったりして、かえって音が悪い方向へ行く場合があります。この状態で問題があれば一点GND化は断念ということになります。
この状態で各電圧を確認して、早速、音を聞いてみました。
とりあえず、動作が不安定になるようなことはありませんでしたが、まだ理想的な一点GNDではありませんので、音については良い部分も悪い部分も色々です。まずは第一関門突破といったところでしょうか。
さて、この後はどうしたものか。理想に近づけようとすると改造が大変になりそうです。考えがまとまったら始めるとします。