ドイツのPOST Tube Siemens F3a

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POST 9ピンを持つ真空管が続きましたので、その流れでF3a を今日はご紹介します。
このF3a はあまり聞かない名前ですが、F2a を一回り大きくした送信目的の五極管です。
(ネットで調べたところでは五極管となっていますが、実物を見ると四極管(ビーム管)
構造にも見えます)
このF3a は、RS1003の元になった真空管でもあります。

さすがに送信管だけのことはあって、F2a よりさらにごつい作りになっています。
プレートは左右に分割されアコーディオンのように4枚に折られています。ゲッターも4個
使いと豪華版です。

Siemens POST Tube 特有のリボンがないので、少し気品に欠けるところもありますが、
こんな真空管でアンプを作ったら、いったいどんな音が出るんでしょう?