RE604 ST管の音を聴く その3

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パソコン内にある真空管の資料を見ていましたら、RE604(後期型)のEp-Ipカーブの資料が
出てきました。RE604のEp-Ipシートは、意外とネット上でも見ることが少ないと思いますので
参考までにアップします。

この資料に照らしてみますと、先日の実測値、プレート電圧約200Vでプレート電流約33mA、
バイアス値約33Vと言うのは、妥当な数値ということがいえます。
測定した2本のRE604 は、中古品として購入したものですが、まだまだ元気のようです。
もし、上記程度の軽い動作で使用するならば、毎日の使用頻度にもよりますが5年以上は楽し
ませてくれるではないでしょうか。


さて、アンプの改修作業ですが、二台目のアンプの作業を始めたところで、気が変わりました。
最初は、簡単な修正と調整だけでRE604の音を聴くつもりでしたが、配線を見ていると、修正
したいところが次から次と目に付きだし、どうにも嫌になりました。

今では希少な存在となりつつあるRE604ですから、このままでは安全上にも問題が出そうですし
なにより精神衛生上良くありません。そのため、前面改修に踏み切ることにしました。

本当は、AD1のアンプを進めるつもりでいましたが、予定は未定ということでAD1の方は、
もう少し先になりそうです。