RE604 ST管の音を聴く その8

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週末は、イノシシの電気柵設置と草刈で疲れてしまいアンプの方は、何もできませんでした。
まぁ、焦らずゆっくり行くとしますか。


それでは、各部の電圧チェックから始めます。

動作確認のラインナップは、出力管Telefunken RES694(メッシュ)、ドライバー管Valvo Aa、
整流管Philips 1805です。RES964でまずは小手調べです。

最初は、真空管を挿さない状態で、各電圧をチェックして行きます。
整流管のフィラメント電圧=出力確認
B電源電圧=出力確認
ドライバー管のフィラメント電圧(定電圧電源出力電圧)=出力確認
出力管のフィラメント電圧(整流回路出力電圧)=出力確認

次に、確真空管をそれぞれ挿して、フィラメント電圧を確認、調整して行きます。
整流管のフィラメント電圧=4V正常
ライバー管のフィラメント電圧=定電圧電源出力を3.8Vに調整
出力管フィラメント電圧=整流回路出力を3.9Vに調整

全て確認が取れたところで、全ての真空管を挿してプレートにかかる電圧を確認します。
出力管プレート電圧=正常
ドライバー管プレート電圧=正常

出力管とドライバー管のバイアス電圧も素早くチェック。
問題なし。

ここまでは、全く問題ありませんでした。

さて、いよいよスピーカーに接続してみます。

・・・・・。

立派なハム音が出るではありませんか。
全て直熱管なので、ある程度ハムの予測はしていましたが、これは、ちょっと多いです。
それに、今回、ハムの出るような要因を、テストを兼ねて幾つか盛り込んではいるのですが。

早速、オシロで出力を確認してみますと、リンキングの乗った波形です。
こういう波形は良くありません。大抵の場合、何かが壊れているか、または間違っている時の波形です。

まずは、何処から流入しているのか、場所を特定するところから始めましょうか。
何時もそうですが、なかなかすんなりとは鳴ってくれません。