Wigo 用バッフル 只今検討中

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Wigo用のバッフルですが、暫く、AD1アンプ用のメインプレートの穴開け作業に追われていましたので
バッフルの製作は進んでいませんが、その間に音を聴きながらいろいろ検討してみました。


まず、サイドプレートについてですが、試作品では20cmの幅で製作し良い結果を得ていましたが、この
長さは特に検討したわけでなく、たまたまあった板材が20cmであったというだけです。

そこで、このサイドプレートの長さを変化させて、その変化を確認しみました。
用意したプレートの幅は、9cm、20cm、27cmです。

サイドプレートを9cmにした場合、中域から高域にかけての抜けの良さは格別なのですが、中低域から
下が、空振り状態です。

次に20cmに変更しますと、中低域の空振りはなくなりバランスも良くなります。といっても低域が
いきなり出るようになるわけではありません。

最後に27cmにしますと、今度は明らかに中低域がばたついて濁ってしまいます。

やはり、Wigoには、サイドプレートは20cm位の幅がベストのようです。
試作品は、たまたま運が良かった訳です。


次に、ユニット取り付け穴についてですが、今回バッフル材の板厚が3cmもあることから、この板厚が
どの程度、音に影響を与えるのか気になるところです。昔の私なら、この板厚を嫌ってフロントマウント
にしたことでしょうが、今はそうしたくはありません。現状は、一応、ボーズ面用のビットを使って角
は落としてありますが、はたしてどんなものでしょうか。

実際にこの状態で音を聴いてみましたが、思ったほどの影響は聞き取れませんでした。試しに、試作品の
板厚12mmとも比較しましたが決定的な差は聞き取れません。

それでも、精神的に気になりますので、今度は45度の面取り用ビットで大きく角を落としてみました。
やはり見かけはこの方が安心できます。

早速、この状態で、音を聴いてみましたが、あまり変化は聞き取れません。体調の違いによるものかも
しれませんが、むしろ、音の抜けというか広がりが悪くなったようにも聞き取れます。
この辺は、後日、再検討です。