ちょっと一息で、こんなアンプができました。

今週末は、ツイーターのネットワークを検討する予定でしたが、先日、友人のD氏が「田植えも終わって一段落付いたことだし、こんなアンプで遊んでみてよ」と、Bendix 6384を三結にしたシングルアンプを持ってきました。
 
(これは、友人の何時のパターンで、本人はそう思っていないかもしれませんが、私に興味を持たせて音質検討をさせようというものです)
 
友人はアメリカ人ですから、元々、Bendixのごつい真空管が大好き、反対にがちがちに固められた、ごつい真空管があまり好きでない私。いつもは、全く話に乗らない私ですが、アンプまで作って持ってこられたのでは、音を聴かないわけには行きません。
 
モノラルですが、早速、Telefunken で音を出してみると、先入観があるせいかもしれませんが、見事にがっちがちの音です。私では30分で疲れてしまいます。友人は、何とかこの真空管優美な音が出したいというのですが、それは無理と私。
 
友人は、「見てこの素晴らしい真空管、カッコいいでしょう」と粘ります。見た目じゃないんだけどな~、と思いつつ、ついつい「そういうのを格好がいいと言うなら、もっといいものがある」と言ってしまいました。
そして、私が取り出したのがSiemensRS1003.6384より2回りほど大きく、両サイドに開いたフィン状の漆黒のプレート、格好が言いというのならこれでしょう。
 
さっきまでの話は何処へやら、このアンプをRS1003用に改造することに話が変わり、知らないうちに、私が改造することになってしまいました。
 
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というわけで、突貫工事でRS1003を聴けるようにしたのがこのアンプです。
 
今回も、結局、友人のペースに乗せられてしまいました。でも、こういうことから新しい発見もありますから、楽しむことにしましょ。