ツイーターのテスト その後

いろいろと書きたいことはあるのですが、モニターを見ていると直ぐに目が疲れてしまいますのでなかなか思うようにならない、といったところです。
 
さて、ツイーターのテストですが。
Wigo13cmユニットに、ロレンツのツイーターを接続したところまでで、話が止まっておりましたが、その後、少しずつ変更を加え、一応バランスが取れる状態にまでなりました。
 
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最初、暫くの間は0.01uFでローカットして様子を見ていましたが、聴いていると、やはりツイーターと
フルレンジの間に聴感上の谷が確認できましたので、コンデンサーの値を少しずつ大きくしてクロスポイントを下げることにしました。
 
0.01uFでローカットした場合の計算上のクロスポイントは、300kHz以上となります。フルレンジ側は、そこまで高域が伸びていませんので当然といえば当然です。また、ツイーター側は、300kHzでカットされているわけですからかすかに高域が漏れてくる程度ですが、それでもツイーターの存在を確認することができるわけですから、なかなか怖いものがあります」
 
クロスポイントを下げると、当然ですが、ツイーターが通常の動作領域内に入ってきますので、出力音圧が上がってフルレンジ側とバランスが取れなくなってきます。その為、今度は抵抗を入れてツイーターの出力レベルを減衰させる必要があるわけですが、当然、ATTなんかは入れたくないわけです。
 
少し考えましたが、今回はフルレンジにツイーターを被せるだけですから、インピーダンスのことは考えず単純に、抵抗一本で減衰させることにしました。
 
現状、ツイーターに4.9Ωをシリーズに入れ、0.68uFでカットしたところで、バランスが取れております。ただ、高域が充実してくると、今度は低域が不足して感じられるようになってきますので、今度はウーハーが欲しくなってきます。これでは、フルレンジの意味がなくなりと、堂々巡りが始ってしまいます。
 
今回は、13cmフルレンジと組み合わせたところに、問題があったというのもあるでしょうから、次回は本題のTelefunken 25cm組み合わせて見たいと思います。
 
また、今回分かったことが一点、ツイーターには大きなバッフルはいらないだろうと、今回、ツイーターサイズギリギリのバッフルに搭載しましたが、もう少し大きなバッフルに取り付け方がよいように感じます。特に、クロスポイントが下がると違和感が強く感じられますので、ツイーターといえどもバッフルは大切というわけです。