DSD原理基板の組み立て その3
DSD原理基板組み立ての続きです。
前回の抵抗に続き、各コンデンサーとICソケット、ホルダーを取り付けた状態です。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/musicinforest/20010101/20010101015710.jpg)
まだ少し付いていない部品はありますが、これでほぼ部品が取り付けられた状態です。(色々思うところがあり、一般的な完成状態とは多分違っています)
ここまで来ましたので、デジタル部分の動作確認も続けてやってしまいましょう。
安定化電源から電源5Vを供給し、1KΩを負荷にしてその両端をオシロで確認します。ソースは、CDプレーヤーからテスト信号を再生し、CDプレーヤーのデジタル出力をエレクトロアートさんのP2D基板に入れDSDに変換し、P2D基板のI2S出力からDSD原理基板へ入力しています。
![イメージ 2](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/musicinforest/20010101/20010101015720.jpg)
まだ、ケースが用意できていないので、まな板の上での確認です。
オシロで観察した波形です。
![イメージ 3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/musicinforest/20010101/20010101015730.jpg)
デジタル部の出力段階では、まだ、十分にデジタルノイズが取り切れておらず、ピントがずれたように波形が太くなっています。信号は、この後、オペアンプによるローパスフィルター回路を通過しますので、最終的な出力には、このデジタルノイズは出てこないはずです。
一気にアナログ回路部分の動作確認もしたいところですが、アナログ回路用の±15Vの電源がまだ出来ていません。とりあえず動作確認はここまでです。
追記
デジタル部の出力と書きましたが、正確にはアナログFIRフィルタ部の出力です。