今年は、冬野菜がさっぱり育ちませんでした。

随分久しぶりの投稿となってしまいました。例年ならばこの季節は少しは余裕ができるのですが、今年はイノシシ除けの柵の張替えもあり、あっという間に年の瀬となってしまいました。

 

巷では野菜の価格が品不足で高騰しているようですが、私の畑の冬野菜も今年は全く駄目で仕方なく大根や白菜をお店で買ってくるなんてこともありました。(農家なのに情けない)この季節に大根や白菜を買うなんて初めてです。

考えてみると一番の原因は、10月の長雨による日照不足。こちらでは三週間ぐらいほとんど日が照りませんでしたからね。本来ならば、まだ気温も高く一番成長するときにほとんど成長できなかったのが痛かった。12月は反対に気温が例年より低く全く雨も降らない。11月に入ったころに追肥の回数を例年より増やしたりいろいろ手を施しましたが、結局、カブや正月菜はほとんど成長せず、大根や白菜も例年の半分の大きさまでしか育ちませんでした。

 

今までは問題なく当たり前に出来ていたものが出来ない、そんなことが年々増えてきたように思います。異常気象という言葉にすっかり慣れてしまいましたが、年々その振れ幅が大きくなっているように思えてなりません。来年は、落ち着いた年になってほしいですね。