フルレンジスピーカーのための真空管アンプの設計と製作、その3

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上図は、「無線と実験」1988年8月号の政田晴彦氏の記事より抜粋

真空管を利用したオーディオ用のカスコード回路について、手持ちの技術書など調べましたが
これといった例はほとんど見つかりません。
そこで昔購読していた技術雑誌「無線と実験」「ラジオ技術」「電波科学」を端から確認して
行きましたところ、無線と実験誌の中に、唯一、政田晴彦氏の記事を見つけることができました。

ただ残念なことに製作編の記事が載っている号を紛失してしまったらしく、見つけることが
できませんでしたので、完成したアンプの結果を見ることができません。

当時この記事を読んだ記憶はありませんが、当時もオーディオに情熱的な方が見えたのだなと
改めて思ったしだいです。
ここでは二つの回路が示されていますが、政田氏も採用されていますポテンション型を参考に、
真空管を通信用POST Tube に置き換え設計を進めることにしました。