PCオーディオ 始めの一歩 音が出た!
ご心配をおかけしましたが、風邪の方は随分と良くなりました。
それでは、PCオーディオの続きです。
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(実は、このときに、もう一押しすればとりあえず音が出ていたのですが、前知識が全くない状態から始めたので、どんどん深みにはまって行きます)
新しいバージョンに更新したら、もしかしたらこの辺も変わるのかな?
と思い、新しいバージョンを探し出して更新してみましたが、全く変化なし。
次に疑ったのが、再生ソフト(プレーヤー)。PCオーディオを始めている友人が、VLC media-playerが良いというので、これを使っていたのですが、どのPCオーディオのサイトをみてもVLCの名前は出てきません。その上、PCオーディオで使用するプレーヤーでは、出力方式の設定が細かく出来るようになっていますが、VLCの設定画面を探しても、そこら辺の設定が出てきません。
もしやしたら、プレーヤーに問題があるのでは?
そこで、PCオーディオのサイトで紹介されていたFrieve Audioというプレーヤーをインストールしてみました。このプレーヤーは、32bit/192kHzに対応している他、ASIOにも対応しているとのこと。
ASIOというのは、私も全然知らなかったのですが、元々は楽器用のAPIのようで、低遅延、高同期性、高いスループットを実現するものらしいです。(詳しく知りたい方は、ASIOで検索して下さい)で、このASIOを使用することで、PCオーディオを高音質にできるそうなのですが、残念なことに高価な機材にしか、このASIOドライバーは付属されていないとのこと。しかし、さらに調べてみると、仮想ASIOなるASIO4ALLが、無料で提供されているそうなのです。
早速、ASIO4ALLもインストールして、Frieve Audioを起動、各設定をUSB、ASIOに変更して再生してみます。
・・・・・・・
やっぱり音は出ません。
プレーヤーは再生しているのですが、どうしてかUSBへ出力されません。
もしかしたら、ASIOが上手く働いていないかもと思い、ノーマルにして試してみましたが、やっぱりダメ。
どうしよう?
もう手がないぞ。
こんな時は、最初に戻って、もう一度、一つ一つ確認するしかないか。
これは試してみるしかないということで、USBコントローラー内のUSB複合デバイスを探しましたが、USB複合デバイスではなく、バーブランC32------デバイスという、このUSB-DACに使用されているチップの名前になっています。確かこれは、最初にUSBオーディオドライバーを更新したときに、このように変化した覚えがあります。その時は、これで正常にUSB-DACを認識したのだと思っていたのですが。試しにこのデバイスを選択し更新してみました。
もしかしたら失敗したかな、と思いつつも、念のためPCを再起動させました。
再起動が終わったところで、プレーヤーで再生してみます。
・・・ やった!
音が出ました。
えらく遠回りしましたが、やっと音が出ました。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/musicinforest/20010101/20010101011520.jpg)
PCオーディオ、ようやく、始めの一歩が踏み出せました。