今年は、米作りに自然栽培を

今日は、時折小雪が舞う寒い一日。
 
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寒いのは本当に苦手、速く暖かくなってほしい!


年が変わって2017年の米作り。今年は、年明け6日から仕事を始めました。最初は、稲刈りの後に生えた二番穂を草刈り機で刈るところからスタート。
 
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田んぼがよく乾いているとことを確認して、耕してゆきます。
 
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全体の1/4ほど耕してみましたが、今年は、秋口から雨が多い関係で田んぼの表面は乾いていても地中は湿気が多いようです。耕すのは、もう少し乾燥するまで待った方がよさそうです。
 
さて、新年を迎え、今年の米作りはどのようにするか、色々考えてみました。


近年は、イノシシや異常気象など問題が山積。


農地を引き継いで十年余り、自分が口にするものだから安全安心を第一に減農薬・減化学肥料で進めてきました。田んぼにはいろいろな虫が生息するようになり自然環境は豊かになったように思います。半面、収穫量は少なくなり、虫による被害も増えたように思います。また、温暖化の影響といわれるように、夏場の猛暑や台風による秋の長雨など異常気象が続き、今までと同じ作り方では品質が保てなくなっていることもひしひしと感じます。その上、農業は毎年赤字続きでただの消耗戦、このままではで自滅の道しかありません。


そんな訳で、今年は減農薬・減化学肥料をもう一歩進めて、全く農薬・化学肥料を全く使用しない自然栽培を取り入れてみようと考えました。以前一度、田んぼ一枚だけ無肥料で育てたことがありますが、その時は、全く収穫でなたっか経験がありますので、いきなりすべての田んぼを自然栽培に、とはゆきませんがまずは一部の田んぼ1/3程度で取り入れようと思います。また、種蒔きや田植えの時期も近年の気象に合わせて、大幅に見直してみようと思います。